『AmazonWebServicesアプリ開発運用入門』レビュー
久しぶりにAWSの勉強をしたのでレビュー&メモ
EC2で環境を構築してCD(continuous delivery)を構築してデプロイする流れをハンズオン形式で学ぶ内容です
8章から構成されていて、各章のテーマは以下のような感じです
第1章
クラウドとはなんぞやというところからAWSの概要を説明した後に、
AWSに登録し、請求アラートを設定します
第2章
CodeCommitの設定をします
CodeCommitでもsshかHTTPS認証を使えますが、ここではHTTPS認証でした
windowsユーザ向けにgitの設定やaws cliの導入フォローもあって親切な内容だなと思いました
第3章
VPCを作成し、EC2を立てます
それからセキュリティグループの設定、ElasticIPの設定、EC2へSSH接続、サンプルアプリの動作確認
ここらはよくあるawsチュートリアルって感じですね
第4章
CodeBuildでアプリのビルドをできるようにします
ここで1回詰まりました
403エラーがでてCodeCommitにpushができなくなりました
accesskeyとか確認したりいろいろ試したのですが、1時間悩んでも解決できなかったので、
ssh接続に切り替えました
そしたらすんなりうまく行きました
なんでだろう
ビルドができるようになったら、アーティファクト(ビルドの成果物)をS3に配置するように設定
更にCodeDeployを使って、そのアーティファクトをEC2にデプロイ
最後にCodeCommit、CodeBuild、CodeDeployをCodePipelineで自動化
この章が内容盛り沢山でとても参考になりました
第5章
RDS
ここもawsの書籍でよくあるやつですね
DBインスタンス立てて、EC2と接続
第6章
またまたS3
今回はファイルのアップロード先としてS3を利用
第7章
SESでメールが飛ぶようにします
更にSNSとSQSで簡易的なバウンスメール対策を設定します
第8章
ELBとWAF
負荷分散とアクセスコントールですね
いい本だと思います
親切な内容で初心者にも優しいし、awsの復習にもなるし
個人的に辛かったのはサンプルアプリがJavaなので読むのがしんどかったぐらいです